HMBAの授業~古典講読~
今回は、古典講読の授業がどのようなものかについて書いていこうと思います。
古典講読の授業は以下のような流れで行われます。
1、課題図書の指定箇所を読む(各自)
2、その要旨をA4二枚にまとめ、自身で決めたテーマで小論文をA4一枚に書く(各自)
3、授業当日に発表するグループ(あらかじめ決まっている)が指定箇所の発表を行う(グループ
4、全員でディスカッション
要旨はTA(ティーチングアシスタント)の方と担当教授が添削し、後日返却されます。
この授業を行う意図は以下だと私は考えます。
①本を論理的に読めるようになる
②書く作業を通じて論理的に考えるクセを身に付ける
③聴衆にわかりやすく丁寧に伝えることを、プレゼンを通じて意識させる
④ディスカッションに慣れる
この授業のいいところはディスカッションに多くの人が参加しやすい点です。
その理由は、基本的に課題図書に関する学術的な知識がなくても、
課題図書を否応なしに読み込んでいるため、
知識や理解の差のばらつきが少ないままディスカッションに参加できるからです。
また、ディスカッションの活発度合いはクラスによってばらつき結構あるそうです。
文章を今まであまり書いてこなかった人にとってはきつい授業ですが、それ以外の人にとってはそこまで辛くはないかもしれません。
もし、授業に対する質問などがあれば、気軽にコメント欄に書いてください。